第20‐最終ステージ:フランスでの栄光‐カデル・エヴァンス選手がマイヨ・ジョーヌを獲得!

2011/07/25 19:25
レースを通してカデル・エヴァンス選手の脳裏には、今は亡きコーチ、アルド・サッシ氏が死の間際に残した言葉が常にあったことでしょう。

オークリーのスターサイクリスト、カデル・エヴァンス選手は、第20ステージの個人タイムトライアルでついにマイヨ・ジョーヌ(イエロージャージ)を獲得。見事、個人総合優勝に輝き、アルド・サッシコーチの夢を現実のものにしました。また、ここ数年で最もドラマチックだったと評される今年のツールを、同じくチームオークリーのアンディ・シュレク選手(Leopard Trek)に57秒のタイム差をつけて締めくくり、母国のオーストラリアにとって初となる自転車界最高の栄誉をもたらしました。

レース終了後、エヴァンス選手には様々な感情の渦が押し寄せてきたのでしょう。「本当に、まだこの事実を信じられないよ。長い間、ツール・ド・フランスというひとつの大会だけに集中してきたからね」とオークリーのアイウェアを頭に乗せ、感極まった様子で語ったエヴァンス選手。

彼はステージ内の平坦部分で不可能とも思えるアタックを見事に成功させ、栄光を手にしました。

一方、エヴァンス選手とは1分34秒差の2位でフィニッシュしたアンディ・シュレク選手と2分30秒差で3位につけたフランク・シュレク選手は、敗北を喫したことを知りながらも、42.5kmのタイムトライアルのゴール直後には抱き合って互いの健闘を讃え合いました。

BMCのチームリーダー、カデル・エヴァンス選手の勝利によって終止符が打たれた3週間に及ぶ素晴らしいレース。ディフェンディングチャンピオンのアルベルト・コンタドール選手やその他の優勝候補達とは異なり、落車を免れたエヴァンス選手にとって、唯一の問題となったのは第19ステージでのメカトラブルだけでしたが、それもタイムをロスすることなくリカバリーに成功しました。

ステージ優勝を獲得することなく、総合優勝を果たしたエヴァンス選手。しかし、過去数年に渡り、あと僅かというところで逃してきたマイヨ・ジョーヌのタイトル獲得に向けて熱心に積み重ねてきた努力と準備が、最終的にこれ以上ない最高の形となって表れました。

そして7月24日の日曜日、パリ・シャンゼリゼでは輝かしいマイヨ・ジョーヌを身にまとい、王者の証であるカラーに合わせたイエローのRadarをかけたカデル・エヴァンス選手が、顔一杯に喜びを表現しながらゴールをしました。

今年のツール・ド・フランスは108年を数える古い歴史の中でも、最も印象に残る情熱的なレースのひとつだったと言って間違いないでしょう。そんな記憶に残るレースでオークリーライダーたちが話題を独占してくれました。

もちろん、その中でも最も素晴らしいのはカデル・エヴァンス選手の輝かしい勝利です!
世界中のオークリースタッフ一同、心からお祝いを申し上げます。

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