熱田孝高選手がシリーズチャンピオンに王手!全日本モトクロス選手権第9戦

2010/10/12 17:32
10月9日(土)から10月10日(日)にかけて広島県世羅グリーンパークで全日本モトクロス選手権第9戦が行われ、会場には9520人の観客が集まりました。あいにく初日から天気は雨。コンディションは非常に悪く、これが大会を通してライダーたちを苦しめる結果になりました。

雨天の影響もあり、4年連続でシリーズチャンピオンを狙う成田亮選手は公式練習中に壁に激突するアクシデントに見舞われ、レースに出場できなくなるという事態に。1日も早い復帰を願います。

そんな中、IA1のヒート1では増田一将選手がホールショットを獲得しましたが、転倒の影響でポジションを落としてしまいました。熱田孝高選手が周回を重ねる度にベストタイムを出す走りを見せ、ラスト5周目についにトップへ!が、その直後にコーナーで転倒してポジションを落とすも再びラスト2周の最終コーナーでトップに浮上!これには観客からも大声援があがりました。そしてそのままフィニッシュ!見事優勝を飾りました。「いやー、久しぶりの優勝で本当に嬉しいです!」と笑顔でファンの声援に応えていました。

ヒート2では、ヒート1に続き増田一将選手が好スタートを見せ、トップ争いを繰り広げました。後続を引き離すレース展開を続けましたが、トップとの差が縮まらず2位でフィニッシュ。第8戦のSHOOT OUT優勝に続いて2大会連続の表彰台に満足気でした。熱田選手は4位でフィニッシュ。成田亮選手は2週間後の最終戦への出場が難しいことから、熱田選手のシリーズチャンピオン獲得なるかどうか?という点も最終戦の見どころになってきました。

IA2ヒート1には、肩の手術を経て前大会からレースに復活した山本鯨選手が出場。スタートからトップでレースを引っ張りました。「結構こういうコンディションが嫌いじゃないんですよね」と公言した通り、泥で重たいコンディションの中、会場を大いに盛り上げる走りを披露。しかしレース途中でまさかのパンク(!)により失速してしまいました。それでも意地の走りを見せて2位でフィニッシュしました。「悔しいけど怪我から復帰して表彰台に上がることができてよかったです。次は表彰台の真ん中(優勝)を狙います」と期待のルーキーらしいコメントをくれました。

ヒート2では、8月にかかとを骨折して歩くのもつらいという状態の勝谷武史選手がレース序盤先頭集団でレースを引っ張りました。結果は2位でしたが、怪我で今シーズン諦めていた選手とは思えない走りを見せつけてくれました。「かかとの怪我で今シーズンはシリーズチャンピオンを諦めていましたが、トレーナーや昨日の夜、急な依頼にも関わらずマシンのセッティングを変えてくれたチームのみんなに本当に感謝しています。最終戦では優勝できるように頑張ります」と2年連続シリーズチャンピオンの風格が伝わりました。

その最終戦は10月23日(土)〜24日(日)に宮城県の菅生サーキットで開催されます。誰がシリーズチャンピオンを獲得するのか?まだまだ展開が読めない楽しさがあります。24日(日)にはフリースタイルモトクロスのエキシビションも開催されます!ぜひ会場に足を運んでみてください!

IA1
ヒート1
優勝 熱田孝高 MAYHEM: DARK GREY LENS
6位 増田一将 MAYHEM: DARK GREY LENS

ヒート2
2位 増田一将 MAYHEM: DARK GREY LENS
4位 熱田孝高 MAYHEM: DARK GREY LENS

IA2
ヒート1
2位 山本鯨 O-FRAME: GREY LENS
5位 勝谷武史 MAYHEM: CLEAR LENS

ヒート2
2位 勝谷武史 MAYHEM: CLEAR LENS
12位 山本鯨 MAYHEM: DARK GREY LENS

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