バンクーバー冬季五輪代表選考会開催

2009/12/29 12:03
12月28日(月)、長野市にあるエムウェーブにてスピードスケートのバンクーバー冬季五輪代表選考会が開催され、初日は男女ともに500m競技が行われました。オークリー契約選手の加藤条治選手、長島圭一郎選手(ともに日本電産サンキョー所属)、サポート選手の小平奈緒選手(相澤病院)はすでにW杯前半戦での活躍で五輪出場を内定させており、男女ともに残り2枠の代表の座を争う最終選考会となりました。

女子はサポート選手の大菅小百合選手(大和ハウス工業)が1本目最終12組で登場。最初の100mを2位のタイムで入り期待が高まりましたが、後半伸びきれず代表の座を争う岡崎朋美選手、新谷志保美選手らに0.44秒差をつけられ5位に終わり、大きなビハインドとなってしまいました。大菅選手の2本目は100mの入りが10秒62と1本目よりも速いタイムで入りましたが、力が抜けリラックスした様子の上位選手は10秒5台をマークし、後半のタイムも大菅選手を上回り、総合6位の成績で五輪出場権を引き寄せることはできませんでした。

男子も契約選手の清水宏保選手が5大会連続五輪出場権をかけて、並々ならぬ気持ちで試合に臨みましたが、1本目は35秒5のタイムで7位、2本目はさらにタイムを上げて35秒39をマークするもやはり7位となり、残念ながら五輪出場の権利を獲得することは厳しい状況となりました。清水選手は11年前の1998年に同会場で開催された長野五輪で500m金メダル、1000m銅メダルと最高の成績をおさめ、その後2002年ソルトレーク五輪でも500m銀メダルと、日本スピードスケート界を長年引っ張ってきました。その努力があって若手選手の層が厚くなったことが代表の座を逃す要因となってしまいましたが、これからも清水選手の数々の功績が色褪せることはありません。そんな清水選手の思いを胸に、加藤選手や長島選手には今後のスピードスケート界を担っていってもらいたいと思います。

レース結果は、男子は加藤条治選手が出場選手中唯一の34秒台を1本目でマーク、2本目も1位の安定感あるタイムで優勝を飾り、五輪本番へ弾みをつけた格好となりました。長島選手も1本目はやや硬さから5位のタイムで終わりましたが、2本目は加藤選手に0秒01差で2位に入り総合3位となり表彰台を獲得しました。

女子は小平選手が両レースとも2位以下に0秒2以上の差をつける圧勝のレース展開で、実に安定感のある形で優勝を飾りました。小平選手は500m、1000mでの代表内定を受けており、残り1500mの1種目での代表確定を目指して3日連続でレースを走る予定です。新旧世代交代で悲喜こもごものレースでしたが、五輪代表となる選手には楽しみながら最終的に良い結果がついてくることを心より願っています!

着用アイテム
加藤条治選手:OCE Jawbone: Matte White w/Ti-Clear, Slate Sock, Polished Chrome Icon
長島圭一郎選手:Pro M Frame: Pearl w/Sweep VR28, White Sock
清水宏保選手:OCE Radar XL: Jet Black w/Ti-Clear, Red Sock, Red Icon
小平奈緒選手:OCE Radar: Straight Stem Pearl White w/Path Ti-Clear, Yellow Sock, Yellow Icon
大菅小百合選手:OCE Radar Straight Stem Pearl White w/Path +Red, Yellow and Bright Green Sock, Green and Yellow Icon

ギャラリー

関連製品