末政実緒選手、脅威の10連覇を達成!MTB全日本選手権大会

2009/07/24 10:24
7/18(土)〜7/20(月)の3日間、長野県富士見パノラマスキー場にて第22回全日本マウンテンバイク選手権大会が開催されました。

まず注目を浴びたのは、今回のレースで優勝すると10連覇を達成することになるダウンヒルの末政実緒選手。予選をトップで通過すると、シーズンのほとんどを世界のトップライダーと戦っているだけあって、悪天候の中でのレースにも関わらず、2位と23秒差をつけての圧勝で10連覇を成し遂げました。

「ついにダウンヒル全日本10連覇を達成しました!スポンサーの皆様、いつも応援してくださっている皆様、本当に応援ありがとうございました!10連覇という節目を迎えましたが、これもまだ通過点。これからも頑張りますよ〜」と喜びのコメントをする末政選手。翌日には久々に全日本競技になった4Xでもダントツの優勝を飾り、見事2冠を獲得!さらにその翌日にはワールドカップに参加するため、カナダに向けて飛び立ちました。この勢いでワールドカップでも表彰台のトップに立ってほしいものです。

2日目の4X。4人で一斉にスタートし、セクションをクリアしてスピードを競い合うこの競技には、オークリーから高松健二選手と塚本岳選手が登場しました。ふたりとも10代、20代のヤングジェネレーションに負けない走りを見せ、高松選手はファイナリストへ、塚本選手はベスト8という健闘ぶりを見せました。

注目のファイナルでは、末政選手と同じチームの永田隼也選手が見事に優勝。高松選手は4位という結果に終わりました。「いや〜、もう年ですわ(笑)でもいい所まで行けて楽しかったわ〜」と高松選手。若い選手を育成する側に回っている選手がまだまだやれる!というのは、今後多くの選手にも希望が沸くのでは?と思う瞬間でした。

そして最終日はXC。まずは、U-23のレースが行われました。昨年準優勝の竹之内悠選手(TREK)が登場し、序盤からトップ集団で回周を重ねて行きますが、オークリーライダーの辻浦圭一選手に登りを教えてしまう程の実力者、平野星矢選手(BIKE LAUNCH)が優勝、竹之内選手は昨年同様2位というリザルトで競技を終えました。

そしてなんと言っても今回の大会で注目だったのは、このレースで引退してしまう竹谷賢二選手(SPECIALIZED)、前回全日本チャンピオン、北京五輪日本代表の山本幸平選手(ブリジストンアンカー)、そしてオークリーの辻浦圭一選手(ブリジストンアンカー)のガチンコ対決です。そこに昨年U-23で優勝したオークリーサポートライダーの小野寺健選手(GARY FISHER)と松本駿選手(TREK)がどのようなレースを見せるかに期待がかかりました。

レースの1時間程前から会場にはギャラリーが溢れ、選手たちを追うべく、TVや雑誌等の多くのメディアがチームテントを訪れていました。そして遂にレースがスタート。昨年チャンピオンの山本選手がスタートダッシュでトップ、それを追うように小野寺健選手が2位、3列目という不利なスタートにも関わらず、4番手で1週目を通過した辻浦選手、とドキドキするレースが展開されました。

驚いたのが、まったくスタミナが切れないで後続を引き離し続けるトップの山本選手。ラストレースの竹谷選手の執念の走りを辻浦選手が追いかけるレースが続きます。小野寺選手は3周目の途中で前輪がパンクし、残念ながらリタイヤとなりました。最終回、3番手の辻浦選手が抜かれ、4位に後退。トップは山本選手、そしてラストレースの竹谷選手は多くのMTBファンに迎えられて2位でフィニッシュ。辻浦選手は4位、松本選手は8位という結果でレースが終わりました。

「悔しいです。調子良かっただけに3列目スタートがちょっと後半に効いてしまいました。また頑張ります。すみませんでした」と悔しそうにコースを離れた辻浦選手でしたが、結果がどうなるか分からないのがスポーツの面白い所です。次のレースでのオークリーライダーの活躍に期待しましょう!

最後に竹谷選手、お疲れ様でした!

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