全日本モトクロス選手権シリーズ第3戦 1万6千人が熱狂!

2009/04/21 18:51
4月18日〜19日の週末、埼玉県川越市にあるウエストポイント・オフロードヴィレッジで開催された全日本モトクロス選手権シリーズ第3戦。関東で行われる唯一の大会とあって多くのモトクロスファンが集まりました。その数なんと1万6千人!前回の第2戦を上回る数の観客が選手たちの熱い走りに熱狂しました。

IA1のレースでは、オークリー契約ライダーであり、昨年のIA1チャンピオンの成田亮選手が、残念ながら怪我のために欠場となってしまいましたが、同じく契約ライダーの熱田孝高選手増田一将選手が、これを機会にチャンピオンの座を奪うべく、激しいアタックを見せてくれました。

ヒート1では、このコースに苦手意識を持っている熱田選手が素晴らしいスタートを決め、単独2位で30分の周回を重ねました。残念ながら新井宏彰選手の独走を許す形になってしまいましたが、熱田選手もそのまま2位でフィニッシュ。この日、増田選手は新型ゴーグルMX Proven(エムエックス・プルーヴン)を着用。6位でスタートしましたが、中盤では3位争いを繰り広げ、最後は気迫の走りで4位にマシン1台分の差をつけて3位入賞を果たしました。

ヒート2では、レース直前に「暑いな〜!!」と高まる気温に嘆いていた熱田選手がヒート1同様に好スタートで飛び出しましたが、1周目にメインスタンド前のジャンプ着地で転倒した2番手グループに巻き込まれてしまい、左肩関節の脱臼でそのまま無念のリタイヤとなってしまいました。

ヒート1に続けて「視界が広い」と評判のゴーグル、MX Provenを使用した増田選手は、ホールショットでトップを走るオークリーサポート選手の福留善秀選手に追いつき、中盤まで激しい首位争いを展開していました。大会会場となったオフロードヴィレッジは埼玉県朝霞市に近く、またHONDAのホームコースでもあることから、HONDAライダー2名によるバトルは大いにHONDAファンを沸かせました。増田選手が福留選手を抜き去って首位に躍り出ると、ヒート1で優勝した新井選手が早いラップタイムでトップを猛追。終盤に入り、首位を走る増田選手を抜き去るとそのまま独走し、優勝を決めました。増田選手は2位を死守し、連続表彰台を決めました。

IA2クラスでは、オークリーサポート選手の勝谷武史選手がヒート1でトップを快走するも転倒で順位を落としてしまいました。その後追い上げを見せて最終的には3位入賞。ヒート2では3位でスタートし、2位まで順位を上げましたが、結局そのままチェッカーという結果に。それでも見事に連続表彰台を飾りました。勝谷選手が使用したゴーグルは、増田選手と同じくMX Provenでした。このゴーグルはARAIヘルメットでもSHOEIヘルメットでもフィットに関して何の問題もなく、今後選手の着用率は確実に高まっていくと思われます。

IB2、IBオープンクラスでは、オークリーサポート選手の山本鯨選手がクラス内で無敵の走りを見せて3戦連続の両クラス優勝と、圧倒的な力を見せてくれました。山本選手の走りはIA2クラスでも表彰台を狙えるタイムです。ただ、やはり独走を披露できる現クラスとは異なり、クラスが上がればそれだけ同じスピードで走る強豪選手を相手に競り合っていくレース内容になるので、その時に山本選手がどんな走りを見せてくれるのか、今後がとても楽しみなスーパールーキーです。

そして最後に、成田選手と熱田選手の一刻も早い復帰を心から願っています!

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