2008 全日本スピードスケート距離別選手権大会

2008/10/29 11:22
10/24(金)から10/26(日)にかけてスピードスケート競技の今シーズンの開幕戦となる“全日本スピードスケート距離別選手権”が長野オリンピックの舞台・Mウェーブで開催されました。この大会はワールドカップ前半戦の派遣メンバーを決定する大会であり、2010年バンクーバーオリンピックの出場権を獲得するために重要な大会でもあります。

スピードスケートのチーム・オークリーとして活躍する加藤条治選手清水宏保選手長島圭一郎選手大菅小百合選手はこの大会を目指して厳しいトレーニングを続けてきました。彼らはこの大会で現時点での実力と今後の課題を確認し、これから始まるワールドカップへ向けて気持ちを高めているようでした。

長島圭一郎選手は500mと1000mの2種目を制覇して最高のスタートを切りました。昨年の覇者である加藤条治選手はアメリカ遠征で行ったハードトレーニングの疲れが抜けず、決してベストとは言えないコンディションでしたが、500mで長島選手に続く2位に入賞。大菅小百合選手は本来の滑りを発揮できず4位に終わりましたが、ワールドカップ開幕へ向けて今後の課題と修正点がしっかり確認できたようです。

今大会で最も注目されていたのが清水宏保選手。昨年のこの大会では15年ぶりの代表落選という屈辱を味わっていました。実は昨年6月に6年もの間抱えていた腰の痛みを解消するべく腰の手術を行っていた清水選手ですが、本格的に練習が再開できたのは今年6月になってから。決してベストな状況ではありませんでしたが、復活に燃える清水選手の表情は確実に昨年とは違って見えました。衰えた筋力も戻り始め、「以前は練習でも7〜8割の力しか出せなかったけど、今は9〜10割出し切れるよ」と語り、レースを見据えて慎重に調整を続けていました。

そんな清水選手でしたが、結果は1本目が4位。2本目で同走の選手に負けると2年連続の代表落ちが濃厚に……という厳しい状態に追い込まれてしまいました。張り詰めた空気の中でスタートした2本目。前半100mでは同走の選手に遅れを取ってしまいましたが、残り400mは本人も手応えを感じたという滑りで見事に逆転。昨年の雪辱を晴らしてくれました。レース後は「肉体は8割な状態かな?僕はスロースターターだから年明けからを楽しみにしていてよ!」と心強い言葉をくれました。

11月中旬からはワールドカップ前半戦が開幕します。2010年バンクーバーオリンピックを目指して戦うスピードスケート選手をオークリーも全力で応援していきたいと思います。

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