MTB Jシリーズ最終戦。辻浦選手と内嶋選手が年間チャンピオン獲得

2008/10/20 17:56
10月18日から10月19日にかけて石川県の白山瀬名高原でマウンテンバイクJシリーズの最終戦が行われました。

10/18(土)ダウンヒル(DH)予選・決勝
前回、前々回のシリーズ戦で優勝し、すでに年間チャンピオンの座が確定しているダウンヒルライダーの内嶋亮選手とワールドカップを転戦し、世界ランキング4位の末政実緒選手が参戦しました。国内では敵なしで10年間日本チャンピオンの座を守り続けている末政実緒選手はいつもどおりの安定したライディングで2位を1分近く引き離すタイムを出して余裕の勝利!出れば必ず優勝する末政選手には脱帽です。

一方、予選を首位とわずか0.4秒差の2位で通過した内嶋選手は3連勝して今シーズンを締め括りたいところでしたが、なんとスピードがつき過ぎてコースアウト。タイムを落としてしまい、惜しくも表彰台を逃しました。

レース終了後、内嶋亮選手は「崖から落ちちゃいました。勝ちたかったというのが本音ですけど、昨年はシリーズチャンピオンを獲れず2位で終わったので、今シーズンまたチャンピオンに返り咲くことができて本当に嬉しいです!皆さん、応援ありがとうございました」とコメントしてくれました。

10/19(日)クロスカントリー(XC)
午前9時に会場へ入るとそこには見慣れない光景が……。昨日DHで優勝した末政実緒選手が、なんとXCのスポーツクラスにエントリーしていました。エリートクラスへの登竜門でもあるこのクラスへ急遽参戦。当然会場は朝から大盛り上がりでした。レースがスタートすると、驚くことに1周を終えてトップで帰ってきたのは末政選手。普段からXCを専門にやっている選手が追いつくことができません。そしてそのまま2週目もクリアし、見事優勝!MTBクイーンに相応しいシーズンの締め括り方だったのではないでしょうか。

午後2時。総勢66名がエントリーしたXC男子のシリーズ最終戦がスタートしました。オークリーからは今シーズン2勝をあげ、シリーズチャンピオンへ王手をかけている辻浦圭一選手が出場。それをわずか4ポイント差で追いかける若手の小野寺建選手。そして最近若手ながらメキメキと頭角を現して来た竹之内悠選手。さらに今シーズンは交通事故に見舞われ、後半戦に復帰を果たした松本駿選手が参加しました。

先頭を走るのは「絶好調!」と豪語していた辻浦選手。それを追いかける小野寺選手と竹之内選手。1週目はトップ3がオークリー勢という結果に。2週目からはさすがベテランといった走りを見せたアテネ五輪日本代表の竹谷選手と北京五輪日本代表の山本選手が追い上げを開始。あっという間に2、3位に浮上し、トップを行く辻浦選手に迫ります。ここで驚かされたのが辻浦選手の走りです。タイムを計る度に2番手と5秒差をつけ始め、独走態勢に!昨年シリーズ2.位だった悔しさや肉離れを起こして今シーズン前半も満足に走れなかった意地が彼を奮い立たせたのでしょうか。ものすごい勢いで後続を引き離し続けました。そして、ぶっちぎりの優勝!!見事シリーズチャンピオンを獲得し、年間チャンピオンに贈られるホワイトジャージに袖を通しました。小野寺選手は6位、竹之内選手は7位、松本選手は9位という成績でしたが、最後まで諦めない走りで会場を沸かせました。

試合後の辻浦選手のコメントは「やりました!有言実行です!!怪我に悩まされたシーズンだっただけに本当に嬉しいです!ブリジストンアンカーを始め、お世話になった多くの方々に感謝しています。また応援してくださった皆様、本当にありがとうございます!!!」と喜びに溢れていました。

これで今シーズンが幕を閉じたMTB Jシリーズ。来シーズンも楽しみですが、小野寺選手と竹之内選手はネパールで開催されるアジア選手権に参加予定なので、引き続きの応援をよろしくお願いします!

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