“コカ・コーラ ゼロ”鈴鹿8時間耐久ロードレース 第31回大会

2008/07/29 19:08
1978年に第1回大会が開催されて以来「8耐」の愛称で多くのモータースポーツファンに親しまれている鈴鹿8時間耐久ロードレースが今年も7月27日(日)に鈴鹿サーキットで開催されました。

世界耐久選手権シリーズの一戦として開催されるこの「8耐」、単純に考えると8時間もの長い時間を走り続けるレースと思いがちですが、勝つためにはスプリントレース並みの速さが要求されます。“スプリントレースの8耐”といっても過言ではありません。その過酷さから毎年様々なドラマが生まれ、多くのファンを魅了してきました。歴史あるこの大会では過去様々な選手が活躍し、ここで世界への切符を手にしたライダーも珍しくありません。世界のトップライダーが名誉を懸けてこの8耐での勝利を手にしようと乗り込んでくることもある、世界的に注目されているロードレースです。

今回はオークリー契約選手でスーパーバイク世界選手権に参戦中の清成龍一選手、Moto GP 250ccクラスに参戦中の高橋裕紀選手が共にHondaワークスチームから出場、#11号車と#33号車を操りました。その第3ライダーとしてオークリーサポート選手で全日本選手権JSB1000クラスに参戦している手島雄介、徳留和樹両選手が出場。また同じくサポート選手で全日本選手権JSB1000クラスに参戦している亀谷長純選手がTeam SAKURAI Hondaから参戦しました。

午前11:30にスタートした「8耐」、オークリー契約選手の清成龍一選手(DREAM HONDA Racing Team #11 ペアライダー:C.CHECA)はスタート前、少し緊張気味ではありましたが、そこは世界の清成選手、まずまずのスタートで2番手につけ、同じくオークリー契約選手である高橋裕紀選手(DREAM HONDA Racing Team #33)のペアライダーであるJ.REAが4番手でスタートしました。前日の予選「トップ10トライアル」でポールポジションを取ったオークリーサポート選手、伊藤真一選手(F.C.C TSR HONDA #2)を含む5台がトップグループを形成する形となりました。2周目でトップに立った清成選手は序盤からハイペースでトップグループを引っ張り、その後トップを奪われましたが、9周目で再びトップを奪い返し、ジリジリと2番手を引き離してレースをリードしました。

レース開始早々トップグループの激しい争いを後方からうかがっていた伊藤真一選手(F.C.C TSR HONDA #2)は2番手に順位を上げトップに詰め寄る展開に。同じくトップグループにつけていた高橋裕紀のペアライダーJ.REA(DREAM HONDA Racing Team #33)は21周目で転倒、再スタートを切ったものの順位を6番手に下げてしまいました。その後レースは荒れ模様に……。

2番手を走る伊藤真一選手(F.C.C TSR HONDA #2)がシケインで転倒し、再スタートしたもののマシンへのダメージが大きく、残念ながらリタイヤとなってしまいました。空からは落雷と共に激しい雨が降り始め、この時トップを走っていた清成龍一選手(DREAM HONDA Racing Team #11)のペアライダーC.CHECAは急なウェットコンディションを冷静に判断しましたが、ペースを落としたところでヨシムラスズキwith JOMO #34にトップを奪われてしまいました。しかしリードが広がってきたところで雨に足元を取られて1コーナーで転倒クラッシュ、再スタートをしましたが順位は2番手に落ちてしまいました。

雨が上がり、ドライコンディションに戻ったところでC.CHECAからトップでマシンを引き継いだ清成龍一選手(DREAM HONDA Racing Team #11)は「調子はイイ!」という言葉どおりアグレッシブかつ完璧な走りで自己ベストを次々と更新、トップを独走する展開になりました。激しいトップ争いで転倒が相次ぐ中、3番手に浮上してきた高橋裕紀選手(DREAM HONDA Racing Team #33)のペアライダーJ.REAは、懸命に前を追いましたが惜しくもスプーンカーブで転倒、ピットで待つ高橋裕紀選手にマシンを渡すことができずリタイヤになってしまいました。高橋裕紀選手は「来年こそは表彰台の一番上に立つ」と気持ちを切り替えて、同じくワークスチームでトップを走る清成選手に声援を送っていました。

レース後半2番手に大きな差をつけてトップを独走するDREAM HONDA Racing #11はC.CHECAがピットロードでの速度違反で30秒ストップを受けましたが、体制は変わらずトップのまま214周を走り切ってHONDAワークスチームは2年ぶりの勝利に輝き、清成龍一選手は見事メインライダーとしての大役を果たしました。「今回は絶対に勝つと言ったけど、本当に勝つことができてすごく嬉しい!」と世界で戦うトップライダーは更なる「鎧」を身に纏いました。

【リザルト】
優勝:#11 DREAM Honda Racing Team
   清成龍一/C.CHECA 組 3rd Rider 徳留和樹
10位:#10 Team SAKURAI HONDA
   亀谷長純/L.HASLAM 組
RT:#33 DREAM Honda Racing Team
   高橋裕樹/J.REA 組 3rd Rider 手島雄介
RT:#2 E.C.C.TSR Honda
   伊藤真一/辻村猛 組

【着用商品】
契約選手:
清成龍一 Hijinx: Polished Rootbeer / Bronze Polarized
       Felon: Brushed Chrome/Grey
       Cord X Check Visor: Sheet Metal
高橋裕樹 Oilrig: Polished Black / G40
       Felon: Polished Gold / Dark Grey
       Cord X Check Visor: Nickel

サポート選手:
亀谷長純 Oilrig: Grey Smoke / Black Iridium
       Cord X Check Visor: New Khaki
伊藤真一 Hijinx: Shadow Camo / Grey
手島雄介 Eyepatch: Polished White / Black Iridium
       Embossed Logo Visor: White
徳留一樹 Oilrig: Grey Smoke / Black Iridium
       Embossed Logo Visor: White

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