イチロー選手、8年連続球宴出場決定

2008/07/07 12:52
7月6日、今季の米大リーグオールスターゲームに出場するメンバーが発表され、昨年MVPを獲得したシアトル・マリナーズのイチロー選手がア・リーグ外野手部門のファン投票第3位で8年連続8度目のオールスターゲーム出場を決めました。また、シカゴ・カブスの福留孝介外野手もファン投票で第3位に入り、メジャー1年目にしてナ・リーグとしては初の日本人オールスターゲーム出場を決めました。2人はファン投票で選出されたので試合には先発出場します。

オールスターゲームの会場になっているヤンキースタジアムは、来年近隣の新球場へ移転することが決定しているため、オールスターゲームがヤンキースタジアムで開催されるのは今年が最後になります。1922年に建設されたこの球場は、1923年の公式戦初戦でベーブ・ルースが本塁打を放ちボストン・レッドソックスに4-1で勝利して以来、85年の長きにわたって野球史上に残る数々の名場面を生み出してきました。

ヤンキースタジアムの名前が野球史に登場し始めたのはヤンキースがベーブ・ルースを獲得した1920年頃にまで遡ります。ベーブ・ルースは1年目から54本塁打を記録する大活躍を見せ、ヤンキース人気が大いに高まりました。ニューヨークに本拠地を置くジャイアンツから球場を借りる形で使用していたヤンキースでしたが、ヤンキース人気は高まり続け、ついにジャイアンツの観客動員数を超えてしまいました。そこで不満をあらわにしたジャイアンツ側は球場の使用禁止をヤンキースに通告、ヤンキースは新球場の建築を余儀なくされました。そこで新たに建設された球場がヤンキースタジアムです。

ヤンキースタジアムはライトまでの距離だけが短く、左打者のルースには本塁打を量産しやすかったこと、またその建設までの経緯からも“The House That Ruth Built(ルースの建てた家)”と呼ばれました。当時これほど大きな球場はなかったため、初めて「スタジアム」という名前が付いた球場としても有名です。歴史ある球場での最後のオールスターゲームは、7月16日(現地時間15日)に開催されます。

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