伊勢谷友介さん、カンヌ国際映画祭より帰国

2008/05/22 16:15
フランス・カンヌで開催されたカンヌ国際映画祭に出席していた映画俳優の伊勢谷友介さんが帰国後に会社に遊びに来てくれました。伊勢谷さんとは彼が趣味としているスノーボードやモトクロスを通じて知り合い、そのスポーツに対するアツい気持ちに共感して良いお付き合いをさせてもらっています。

今回伊勢谷さんが出席したカンヌ映画祭は世界で最も権威ある国際映画祭として知られています。カンヌ映画祭での最高賞はパルム・ドールと呼ばれ、ノミネートされた20本前後の映画作品の中から選ばれます。伊勢谷さんが視覚を失う男を演じた『ブラインドネス(Blindness)』はそんなカンヌ国際映画祭のオープニング作品として上映されました。通常は話題を呼ぶ商業映画がオープニング作品となることが多いのですが、コンペティション作品でもある『ブラインドネス(Blindness)』がオープニング作品に選ばれたことからも、この作品がとても高い評価を受けていることがわかります。

「ブラインドネス(Blindness)」
原作は、ノーベル文学賞作家ジョゼ・サラマーゴの小説「白の闇」。伝染病の蔓延により全世界が盲目化しパニックに陥るという、大胆かつシリアスな物語(公式サイトより)

伊勢谷さんは東京藝術大学出身で学生時代にモデルとして活躍していました。現在は映画俳優として多くの作品に出演していますが、昨年は5本、一昨年に至っては7本もの映画に出演しています。1999年、ハリウッドでの評価が高かった『ワンダフルライフ』でデビュー。2002年には初監督作品『カクト』を製作。2004年には『新造人間キャシャーン』の実写版で、宇多田ヒカルの元夫としても有名な紀里谷和明氏の監督デビュー作でもある『CASSHARN』でキャシャーン役を務め、2006年には第18回東京国際映画祭で四冠を獲得した『雪に願うこと』で主人公を演じるなど、多彩な役を演じて幅広く活躍しています。

高い演技力を活かして難しい役どころを演じ、数々の作品の中でも際立った存在感を放つ伊勢谷さんは、彼なりのアイデンティティを強く感じさせる演技で映画俳優としての地位を確立しています。忙しい毎日を過ごしていると思いますが、最近はモトクロスに本格的に取り組んでいるようで、時間ができるとコース場へと足を運んでいるとのことでした。

ご存じない方も多いと思いますが、モトクロスはとてもハードなスポーツです。整地されていないコースをバイクで走るのですが、マウンテンバイクで森の中の凸凹トラックを走ることをイメージすれば、エンジン付きのオートバイではどれだけ腕力や脚力、強い肉体が必要になるかということがおわかりになると思います。

伊勢谷さんもそうだったらしいのですが、モトクロスを始めたばかりの初心者がコースに出ると、モトクロスをよく知らずに見ている人から「どうしてそんなにゆっくり走るの?」と言われてしまうことがよくあります。でも、不整地で暴れるバイクをコントロールするのがどんなに難しいかは、体験してみないとわからないものなのです。

そう考えると、トップレベルで活躍する成田亮選手や熱田孝高選手、増田一将選手らオークリー契約選手たちがどれほど優れた才能を持っているのかということは、体験したことがなければなかなか理解するのは難しいものなのかもしれません。きっと一度体験すれば、彼らの活躍がどれほどすごいことなのかということをはっきりと実感できるのでしょうね。

伊勢谷さんはモトクロスを楽しみながら、現在は映画関係者と今後のプロジェクトの話を進めているようです。今年はエコロジーに関連した企画を進めていて、映画化も考えているようです。映画俳優としての今後の飛躍と、趣味であるスノーボードやモトクロスから取り入れる新たなインスピレーションを活かして役者としての幅がさらに広がることを期待しています。

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