第5回 サイパンマラソン

3月6日(土)、春の足音が聞こえるにはもう少しかかりそうな日本から飛行機でたったの3時間半、常夏のサイパン島で、サイパンマラソンというマラソン大会が行われていたのを皆さんご存知でしょうか?
実はこのサイパンマラソン、今年で第5回を数えた大会で、同時に開催されているハーフマラソンは第29回、10kmマラソンは第24回という歴史のある大会です。主催はサイパンマラソン実行委員、マリアナ政府観光局、北マリアナアスレチックス(陸上競技連盟)。協賛にデルタ航空、TIMEX、そして我々オークリージャパンも。このマラソン大会の一番の魅力は、何といっても地元の方々の温かいバックアップによるアットホームな雰囲気。総エントリー数604名、時間制限なしという点も魅力的な、エキスパートからビギナー、初めてマラソン大会に参加する方にもお勧めの大会です。
オークリーではランニング愛好者を対象にオークリーランニングセミナーを開催していますが、このセミナーを受講した方から希望者を募り、ランニングチーム「チーム・オークリー」を結成、活動しています。今回はプロコーチであり、チーム・オークリーのコーチでもある青山剛さんと共に、このサイパンマラソンに参加したチーム・オークリーのメンバーと大会の模様をレポートします。
3月4日【出発】 今回の旅は4泊5日のスケジュール。成田空港に集まったメンバーはやや緊張している様子でしたが、今回お世話になったデルタ航空の豪華で広々とした「デルタ・スカイクラブ」のラウンジにお招きいただき、思いがけずリラックスタイム。それまでの緊張も一瞬で笑顔に変わり、会話も弾みます。搭乗までの間、心安らぐひと時を過ごすことができました。 サイパンへの到着は現地時間のAM1:30。降り立った常夏の島サイパンは夜中といえども暖かく、本格的な春が待ち遠しい日本との気温差を実感しつつ、まだ暗い中、明日への期待と共に宿泊先のハファダイビーチホテルへと向かいました。
3月5日【大会前日】 風はやや強いながらも照りつける太陽は日本と比べものにならないほど強く、肌に刺さるような感覚すら覚えます。日焼け止めとサングラスなしには集中して大会に臨むことは不可能でしょう……。大会前日のこの日は青山コーチの指導のもと、大会のスタート/ゴール地点になるアメリカン・メモリアル・パークで、チーム・オークリー前日セッションを行いました。前日が夜中の到着だったため、疲れた体を少しずつストレッチでほぐし、翌日の大会に備えて軽めのランニング。そして青山コーチが走る上で最も大事とする「体の動き作り」を確認しながらのセッションとなりました。サイパンの強い日差しの中、チームメンバーはもちろん全員サングラスを着用、日本とは比べものにならない日差しの強さに改めてサングラスの必要性、眼を保護することの必要性を感じていました。 セッション終了後、同じパーク内で行われる大会のオリエンテーションとエントリー会場へと移動。日本からの参加者が多いこの大会では、オリエンテーションも日本語で行われ、大会スタッフも日本語が上手なので、英語が苦手な人でも何のストレスもなく大会を楽しめます。回を重ねるごとに多くの参加者がエントリーしているのも納得ですね。 本番前夜、青山コーチが初めてレースに参加するメンバーへのアドバイスや体の不安があるメンバーへのテーピングサービスなどを行って準備は完了。せっかく参加するのですから万全の態勢で本番を迎えたいものです。と、ここでサプライズが!なんと今回、オークリーから参加者へ特別に用意された記念のサングラス交換レンズ。受け取ったメンバーたちは大感激!それもそのはず、プレゼントされたレンズは、今回参加したメンバーしか手にすることができない「2010 SIPAN MARATHON」 の刻印入りのスペシャルバージョンだったのです!! オークリーではフレーム、レンズ、イヤーソック、アイコンのカラーを自由に組み合わせて自分好みのサングラスを作ることができるOCE(Oakley Custom Eyewear)プログラム を展開しています。レンズに名前やイニシャルなど、好きな言葉(最大15文字まで)をエッチング(レーザー刻印)することもできます。OCEはオークリーの正規販売店でお申込みいただけるほか、この3月からはインターネットでもご購入が可能になりました!カラーの組み合わせ総数はなんと20万通り以上!自分だけの1本を作ってみてはいかがでしょうか。
3月6日【大会当日】 まだ夜も明けきらぬAM4:00、レース会場のスタートエリア付近には念入りにアップしている人々の姿が見えます。こちらは一番早いスタートとなるフルマラソンエントリーのみなさん。本格的なウェアに身を包み、やや緊張感も漂っていますが、それでも会場全体は温かい南国の空気とアットホームな雰囲気に包まれています。何というか、この居心地の良さがサイパンマラソンの一番の魅力と言えるでしょう。AM4:30、スタートの合図とともにフルマラソンがスタート。まだ太陽も上がらないサイパンのビーチロードにランナーが一斉に走り出し、ついに第5回サイパンマラソンがスタートしました。
AM5:45、朝焼けがぼんやりとあたりを照らし出した頃、ハーフマラソンがスタート。こちらはチーム・オークリーから2名がエントリーしていました。2人ともレース経験があり、寒い日本を離れて暖かなサイパンの気候の中で走るのをとても楽しみにしていたようです。青山コーチの指導のもと、念入りにアップをしている姿からは「今すぐにでも走り出したい!」という気持ちが伝わってきました。 このハーフマラソンにはオークリーのサポート選手であり、サイパンマラソンのゲストランナーでもある小崎まり選手が参加していました。小崎選手は今まで世界陸上に3度出場し、輝かしい成績を収めている選手であり、今年1月31日には招待選手として参加した大阪国際女子マラソンで日本人最高位の3位という好成績を出したトップランナーです。「練習にちょうどいい距離なので、楽しいペースで走ります」とは言っていたものの、トップ選手ともなればかなりのタイムになるのでは?今回、小崎選手はRADARを着用。RADARはランナーにはもはや欠かせないアイテムとなったオークリーのスポーツサングラスの代表格です。眩しさや紫外線から眼を守るのはもちろん、風や細かな砂、埃などの外的要因からもしっかりと眼を保護し、快適な視界を確保します。小崎選手のようなトップ選手だけではなく、すべてのランナーに必要なギアと言えるでしょう。
そして最後にスタートするのは、サイパンマラソンの最大の特徴とも言える10kmマラソンです。地元からも多くの人が参加し、なかには10歳以下の子供や、ベビーカーに赤ちゃんを乗せて走るママの姿もありました。フルマラソンやハーフマラソンへの参加には少し自信がなかったり、確実にステップアップするための最初のチャレンジなど、様々な理由で実に幅広い層のランナーがエントリーしていました。マラソン大会と言うとタイムにこだわるやや緊迫した印象もありますが、この10kmマラソンに関しては楽しむということが何よりの醍醐味なのではないでしょうか。 この10kmマラソンにエントリーしたチーム・オークリーの2名は、いずれも初レースということで、やや緊張気味の様子……。それでも昨日手渡された記念品の交換レンズを自前のRADARにつけて登場。このレンズがかなり嬉しかったとのことで、早速使い始めてくれました。サイパンマラソンの刻印が入ったレンズでサイパンマラソンを走るなんて、これ以上の思い出はありませんね!そして10kmマラソンには、何と青山コーチもエントリー。青山コーチは自分が実践して成果のあることを追求し、自身のセミナーやパーソナルレッスンに取り入れているため、今回のエントリーはそれを実証して確かなものであることを再認識するためのエントリーでもあったようです。セミナー受講者やレッスンを受ける人々から信頼を得る理由はこんなところにあるような気がしてなりません。ハーフマラソンがスタートした15分後のAM6:00、最後のスタートとなる10kmマラソンがスタートし、それぞれの思いを胸にランナーが一斉にコースに流れ込んでいきました。
日も昇り始めたフィニッシュエリアに最初に戻ってくるのは最後にスタートした10kmマラソンのランナーたち。スタートから30数分を過ぎた頃に見えてきた先頭ランナーの影……。何と青山コーチがトップでフィニッシュに向かってくる姿が!颯爽としたきれいなフォームで、最後までペースを崩さずそのままフィニッシュ!10kmマラソン唯一の30分代、2位に大差をつけての圧勝でした。青山コーチは10kmマラソンの勝者となったことで、今までコーチングしてきた内容が正しかったということを改めて証明したのでした。 ゴールでは地元の人々の大声援に温かく迎えられ、南国サイパンのフレンドリーな気質がフィニッシュをさらに特別なものにしてくれます。続々とフィニッシュする人の中、10kmマラソンに参加したチーム・オークリーのメンバー2人も無事にフィニッシュ。続いてハーフマラソンに出場したゲストランナーの小崎まり選手が、もちろんトップでフィニッシュ。さすがに余裕のランでした。ハーフマラソンに参加したメンバーの2人も並んで仲良くフィニッシュ。全員楽しく走ることができたようで、さわやかな笑顔で完走を喜び合っていました。みなさん、本当にお疲れ様でした!
さて、今回サイパンマラソンに参加したチーム・オークリーのみなさんは全員無事に完走したわけですが、一生懸命マラソンを楽しんだ後には頑張った自分の体を労わること、いわゆるリカバリーが大切です。青山コーチはリカバリーをすることにより、筋肉の張りや翌日の体の疲れが格段に違うと言います。 そんなわけで、レースの後、まずは宿泊先のホテルまで続くビーチの波打ち際を素足で歩いてクールダウン。そのままホテルのプールで水中ウォーキング、さらに水中を自由に動き回り、最後にストレッチをしてチーム・オークリーとしてのサイパンマラソン全プロセスが終了しました。最後にレースを頑張った自分にご褒美!ということで主催者の方にご紹介いただいたマリアナリゾート&スパへGO!実はこのスパはメンバーたちがかなり楽しみにしていた所で、一度来たらヤミツキになるというお勧めスポット。たくさんのスパがあり、落ち着いた雰囲気が心も体もリラックスさせてくれます。何といってもスパのある高台から臨むサイパンの奇麗な海はまさに絶景で、思わず時間を忘れて見とれてしまうほどでした。サイパンへ行ったら、ぜひお試しあれ。
心と体のケアをすっかり終え、夜は完走者パーティーと表彰式が行われました。ビーチサイドでのガーデンパーティーは南国ならではの楽しみですね。夜風に吹かれながら冷たいビールと美味しい食事で笑顔にならないわけ訳がありません(笑)。チーム・オークリーのメンバーでテーブルを囲み、リラックスした雰囲気の中でお互いの健闘を称え合ったり、来年のサイパンマラソンの話をしたりと大盛り上がりでした。表彰式では各部門の入賞者だけではなく、年齢別の表彰もあるので、子供から大人まで十分に入賞のチャンスがあるのも参加のポイントになりますね。チーム・オークリーのテーブルには10km男子Overall Categoryで優勝した我らが青山コーチのトロフィーと、ハーフマラソン女子Overall Categoryで優勝したゲストランナーの小崎まり選手のトロフィーと、優勝トロフィーがふたつも並び、楽しいひと時にさらに盛り上げてくれました。
サイパンマラソンは世界中からエントリーがある、とても国際色豊かな大会です。日本からも3時間半とアクセスも最高。日本がまだまだ寒いこの時期に、平均気温27℃と言われる暖かい気候の中、地元の人々のアットホームで温かいサポートを受けて走るレースは、初めてマラソンに挑戦する人からしっかりフルマラソンを走る人まで十分楽しめる大会になっています。来年はみなさんも仲間と一緒にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
サイパンマラソンの様子はELLE ONLINEのランログでもレポートされています。
ELLE ONLINE レポートはこちら

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